この記事ではサーフィンに適したおすすめの耳栓を紹介します。
また、下記のような疑問や不安も解決していきます。
- サーフィンに耳栓って必要?
- サーファーズイヤーになりたくない
- 耳栓をつけていても海でなくしてしまう
- 耳栓をつけると周りの音が聞こえなくなるのが嫌だ
- 耳栓の付け心地が悪くて、耳が痛くなる
- 耳栓をつけるとバランス感覚がなくなる
すぐに、おすすめの耳栓を見たい方は目次の「サーフィン用聞こえる耳栓おすすめ7選」をタップして下さい。
サーフィンに耳栓は必要?
通常の耳栓は音を遮断する目的で使いますが、サーフィンで使う耳栓は海水や冬の冷たい空気が耳に入るのを遮断する目的で使います。
病気の予防やサーファーズイヤーの防止の観点から、サーフィンに耳栓は必要です。
耳栓で病気を予防
海水には目に見えない細菌や化学物質が含まれています。
また、波に飲まれたときは耳に高い水圧がかかります。
耳の奥に海水が入る事による、細菌の感染や外耳炎を予防するためにも耳栓は必要です。
サーファーズイヤーの防止
冬になると、冷たい水に加えて、冷たい風が耳に入ってきます。
冷たい風が耳に入る現象が続くと、身体の防衛機能として耳の中の軟骨が発達して耳を塞ぐ、サーファーズイヤーと呼ばれる状態になります。
サーファーズイヤーになると治療には手術が必要です。
難聴、水抜けが悪い、頭痛…日常生活にも支障をきたしてしまいます。
サーファーズイヤーを防止するためにも、耳栓は必ず着用しましょう。
サーフィン用の耳栓の選び方4つのポイント
サーフィンの耳栓は通常の耳栓と使い方がやや異なるため、間違えた選び方をすると事故や病気につながる可能性があります。
サーフィンに適した耳栓を選びましょう。
耳栓の素材
耳栓の素材には様々な種類があります。
サーフィンは海に入るという特性上、水を吸わない素材の耳栓を選ぶ必要があります。
ウレタン等の水を吸ってしまう素材は適していません。防水性のある、シリコン素材の耳栓を選びましょう。
耳栓の形状
サーフィンで使う耳栓の形状で重要なのは以下の2点です。
- 長時間装着しても痛くないか
- 水が入らない形状になっているか
まず、付け心地が悪く耳が痛くなるような耳栓ではサーフィンを楽しめません。
また、せっかく耳栓をしていても、自分の耳の形に合っていないと隙間から水が入ってきます。
どんな人の耳穴にもフィットする耳栓の形状として、フランジタイプの耳栓があります。
フランジタイプの耳栓は3~4枚のヒレが重なったような形状をしており、様々な耳の形状にフィットして水の侵入を防止してくれます。
音が聞こえるか
サーフィンをする上で、周囲の音が聞こえるかどうかはとても重要です。
通常の耳栓とは真逆の機能ですが、音が聞こえる耳栓を選びましょう。
音が聞こえないと、海の上で会話ができなくなるだけでなく、危険を知らせてくれる仲間の声や、災害などの警報にも気付きにくくなります。
遮音性の高い耳栓をしていると平衡感覚がおかしくなると言うサーファーもいます。
安全で楽しく快適なサーフィンをする為にも、音が聞こえる耳栓を使う事が重要です。
脱落防止がされているか・脱落しにくいか
サーフィンをしていると、耳栓が外れて、海に落としてしまうことがあります。
波に飲まれている最中に、耳栓を海に落としてしまうと、探すのはほぼ不可能に近いです。
予備の耳栓を持っていたとしても、一度海から上がって取りに行く必要があります。
脱落防止のリーシュが付いているだけで耳栓の紛失は防止できます。
メモ
リーシュが付いていない場合は、紐や釣り糸等で耳栓同士を繋げてリーシュを自作するのもありです。
大きな波にチャレンジしたい方や、初心者の方は波に飲まれる事が多くなるかと思います。
大事な耳栓を無くさないためにも、脱落防止のリーシュがついた耳栓をおすすめします。
サーフィン用聞こえる耳栓おすすめ7選
上記の条件を踏まえて、おすすめの耳栓を紹介します。
価格に違いがあるので、予算を考慮すると妥協しなければならない点もありますが、その点も踏まえて紹介します。
上から価格順に並んでいます。
サーフイヤー SURF EARS 3.0
【価格に目をつぶれば、非の打ちどころの無いサーフィン用耳栓】
価格:
・7000円以上する割高商品
素材:
・シリコン
形状:
・フランジタイプ
・4サイズのチップと2サイズのウィングで子供から大人まで対応可能な幅の広さ
・長時間着用できる快適なフィット感
音:
・未着用の状態とほぼ同じ。圧倒的な聞こえやすさ。
・会話の聞こえ具合が他の商品と比較して、スマホのボリュームの最大と最小くらい違う
リーシュ:
・両耳の耳栓が外れても無くすことが無い安心構造
・リーシュの長さを調節可能
備考
・衛生的に保管できる専用のケース付き
Subplug(サブプラグ)
【音の聞こえに特化した水泳用耳栓】
価格:
・2500円くらい
素材:
・シリコン
形状:
・フランジタイプ
・3サイズのチップと3サイズのウィング
音:
・話し声がクリアに聞こえる
リーシュ:
・リーシュはついていない
備考
・カラーは5色(イエロー グリーン アクア ブラック オレンジ)
・専用のケース付き
DOC'S PROPLUG(ドクス プロプラグ)
【使う人を選ぶ。耳の形が合えば悪くはない】
価格:
・2500円くらい
素材:
・シリコン
形状:
・プラグタイプ
・外耳道入り口の部分が幅広くなっている
・購入前に自分の耳の大きさを測ってから買わないと失敗する
・7種類のサイズ展開(T~XXL)。
音:
・かなり近くで会話しないと聞こえない
リーシュ:
・リーシュ付きだが、外れやすいので、使用前に固く結び直す必要がある
YES EAR / イエス イヤープラグ
【サーファーに愛用者が多い、外れにくい耳栓】
価格:
・2000円くらい
素材:
・シリコン
形状:
・フランジタイプ
・4枚のヒレが不快感無くピッタリフィットする
・2サイズのチップ
音:
・話しは出来るが、小声は聞こえづらい。
リーシュ:
・リーシュはついていない
備考
・カラーは4色(ブラック ホワイト ピンク ブルー)
・専用のケース付き
Qualine クオリネ
【スウェーデンでデザインオブザイヤーに輝いた耳栓】
価格:
・1500円くらい
素材:
・シリコン
形状:
・プラグタイプ
・芯の部分が固いため、合わない人は耳が痛くなる
音:
・話しは出来るが、小声は聞こえづらい。
リーシュ:
・リーシュはついていない
備考
・カラーは3色(ピンク ブルー グリーン)
・専用のケース付き
G-Plug ジープラグ
【水の侵入は防げる、目立たない耳栓】
価格:
・1200円くらい
素材:
・シリコン
形状:
・プラグタイプ
・ワンサイズ
音:
・かなり近くで会話しないと聞こえない
リーシュ:
・リーシュはついていない
備考
・専用のケース付き
100均の耳栓
【とにかく安い、無くしても平気】
価格:
・100円で2個
素材:
・シリコン
形状:
・フランジタイプ
・ワンサイズ
・外れやすいのでこまめに着け直す必要がある
音:
・声は聞こえづらい
リーシュ:
・リーシュはついていない
備考
・ケース付きの物もある
サーフィン用のおすすめ耳栓情報まとめ
耳栓の必要性や選び方、おすすめの耳栓についてお伝えしました。
ポイントをまとめると下記の3点になります。
- 耳栓は病気の予防のために必要
- サーフィンに適した耳栓を選ぶ
- 選ぶポイントは、シリコン素材、適した形状、音が聞こえるか、落とさないか
因みに、私の個人的なおすすめ耳栓は「Subplug(サブプラグ)」です。
「Subplug(サブプラグ)」はリーシュがついていませんが、同価格帯の耳栓と比べて音の聞こえが全然違います。
「なくすのが嫌だ」、「高くても良い」という方は「サーフイヤー SURF EARS 3.0」がおすすめです。
「サーフイヤー SURF EARS 3.0」は別格です。使い易さや聞こえやすさ等、他の耳栓とは比べ物になりません。
耳栓の必要性を知らずに病気になる方もいます。私たちの中から耳の病気になる方が一人でも少なくなる事を願っています。
あなたに合った耳栓が見つかると幸いです。