高価なウエットスーツが型崩れしたり、取れないシワが付いたりするのは嫌ですよね。
ウエットスーツハンガーはウエットスーツの乾燥・保管時の傷みや型崩れ、シワを防止してくれます。
この記事では以下の事についてまとめています。
- ウエットスーツハンガーの必要性やメリット
- おすすめのウェットスーツハンガー8選
- 100均や自宅の物を使った自作ウェットスーツハンガー
すぐにおすすめのウェットスーツハンガーが見たい方は下の目次「おすすめのウエットスーツハンガー8選」から移動できます。
ウエットスーツハンガーを使う必要性
ウエットスーツハンガーはウエットスーツの傷みや型崩れ、シワを防止するために必要な道具です。
ウエットスーツはいつも私たちが着ている服と比べて、素材、重量、厚み等様々な面で違いがあります。
通常のハンガーを使用していると型崩れを起こしたり、上手く乾燥できずに臭いの元になったりします。
ポイント
特に洗った後のウエットスーツは水分を含んでいるため非常に重く、通常の細いハンガーに掛けていると自身の重みで肩の部分等を傷めてしまいます。
ウエットスーツハンガーは肩部分が幅広く緩やかに湾曲した形状になっています。
この形状が肩部分にかかる負担を軽減してウエットスーツの傷みを防止したり、ウエットスーツの中に空洞が出来る事により効率良く乾燥させることできます。
大事なウエットスーツを守るためにも、ウエットスーツ専用のハンガーを使う事をおすすめします。
ウエットスーツハンガーを買うメリット
メーカーによってウエットスーツハンガーならではの機能やメリットもあります。
肩部分の通気性をよくする工夫がされていたり、狭い首元を通したりできる工夫がされているハンガー等です。
ハンガーの肩の部分は通気性が悪くなるため、通気性確保のために穴をあける等の工夫がされています。
また、首元が狭いノンジップタイプのウエットスーツ等にハンガーを通しやすくするために、折りたたみ機能がついたハンガーもあります。
おすすめのウェットスーツハンガー8選
ウエットスーツを長持ちさせるためにも、肩が幅広いハンガーである事は必須条件です。
肩が幅広いウエットスーツハンガーはそれほど多くはありませんので、おすすめというかほぼ網羅する形になりますが紹介します。
ウエットスーツハンガーは大きく分けて3つのタイプがあります。
「通常タイプ」「折りたたみタイプ」「自作改造タイプ」です。
- 「通常タイプ」はウエットスーツの掛け外しが面倒ですが、比較的安価なものが多いです
- 「折りたたみタイプ」は価格は高めですが、機能的で使い易いものが多いです
- 「自作改造タイプ」は100均や自宅にあるものを組み合わせたり、既存のハンガーと組み合わせて自分で作るものです
概ね価格順に並んでいますので、予算に合わせて選んでみて下さい。
EXTRA / エクストラ ウイングハンガーII WING Wing Hanger II ウエットスーツ用 ハンガー
価格:2500円程度
折りたたみ式のウェットスーツハンガーなので、ネックエントリーのウェットスーツも掛けやすい。
肩部の型崩れを防ぐ大きなショルダーホルダーには大き目の穴が開いているので通気性が良く乾燥が早い。
フック部は360度回転して、ハイネックのウエットスーツにも対応可能なアタッチメントも付いている。
R2HANGER R2ハンガー 折りたたみ式ウエットスーツ専用ハンガー
価格:2500円程度
折りたたみ式のハンガーで、100%リサイクル素材を使用している。カラーバリエーションが豊富。
日本でデザイン・生産されている、壊れにくい頑丈なウエットスーツ専用ハンガー。
360度回転するフック部は、6㎜のアルミ製で耐久性・耐腐食性も抜群。
QUICK DRY WETSUIT HANGER クイックドライ ウェットスーツ ハンガー
価格:2500円程度
折りたたみ式のウェットスーツハンガー。
上記の2つの商品と同様に幅広のショルダーホルダーには大き目の穴が開いており、ウエットスーツ内部の乾燥が早くなるような工夫がされている。
折りたためるので、収納時や車での持ち運びにも邪魔にならない。
ウエットスーツハンガー 肩守くん かたまもるくん
価格:2000円程度
通常タイプのウェットスーツハンガー。
ウエットスーツハンガーの超定番商品で、厚みのあるしっかりとしたつくり。
折りたたみ式ではないので、ネックエントリーのウェットスーツに使うのは少しキツイ。
TLS TOOLS トゥールス WET HANGER ウェットハンガー
価格:1000円程度
自作改造タイプのウエットスーツハンガー。
丸棒ハンガーにかぶせるだけでウエットスーツハンガーとして使用できる。
プラスチック素材の上に全体がラバーコーティングされており、表面が滑りづらくなっている。
サワフジ NK 512 日本製 ウェットスーツ専用ハンガー
価格:800円程度
通常タイプのウエットスーツ専用ハンガー。
肩部の幅が最大65mmの幅広設計。値段もお手頃でコスパが良い。フック部も回転。
エヌケープロダクツ(NK Products)という家庭雑貨(洗濯ネット・ハンガー)を扱う日本のメーカーで作られている。
ウエットスーツ専用ハンガーとうたっておきながら、ビジネススーツが掛けられているという謎の販売ページではあるが、amazon等の口コミの評価は高い。
HANGER eco (まわるんです。)
価格:400円程度
自作改造タイプのウエットスーツハンガー。
見た目を気にしなければ普通に使える。コスパ良好でエコなハンガー。
ペットボトルを変える事により、自分の好きなサイズに変更可能。
100均や自宅のハンガーで自作
価格:無料~数百円
自宅にある物や100均の商品を組み合わせる、自作改造タイプのウェットスーツハンガー。
強い作りではないので、長期の使用には耐えない「使わないよりまし」なレベルですが緊急時等に安く簡単に作れます。
作り方についてはこれから「100均や自宅にある材料で自作のウエットスーツハンガーを作る方法」で紹介します。
100均や自宅にある材料で自作のウエットスーツハンガーを作る方法
ここでは自宅の余ったハンガーや100均にあるものを使って、簡単に自作のウエットスーツハンガーを作る方法を紹介します。
耐久力や性能等は市販の物に劣りますが、安く簡単に作れます。
以下の2種類のウエットスーツハンガーの自作方法を紹介します。
ペットボトルを使ったウエットスーツハンガーの自作方法
使用する道具は3つです。
- ハンガー(丈夫な物が望ましい)
- ペットボトル×2本
- ハンガーとペットボトルを繋げる道具(結束バンド、針金、紐…等何でもOK)
ペットボトルとハンガーを固定する準備をします。
ペットボトルとハンガーを合体。
しっかりと固定したら完成です。
注意ポイント
鋭利な部分がウエットスーツに当たらない様に不要な部分を排除して下さい。
複数のハンガーを合体させたウエットスーツハンガーの自作方法
使用する道具は2つです。
- 複数のハンガー(厚みのある物が望ましい)
- ハンガーとペットボトルを繋げる道具(結束バンド、針金…等)
ハンガーを重ねます。
重ねたハンガーを固定します。
不要な部分を排除したら完成です。
注意ポイント
鋭利な部分がウエットスーツに当たらない様に注意して下さい。
ウェットスーツハンガーまとめ
ウエットスーツハンガーの必要性やメリット、おすすめのウェットスーツハンガー、100均等での自作ウェットスーツハンガーについてまとめました。
ドライスーツやセミドライスーツ等の重いスーツを乾燥させる際には特に注意が必要です。
大事なウェットスーツを寿命を縮めないためにもウエットスーツハンガーを活用しましょう。
私の個人的なおすすめは「エクストラ ウイングハンガーII」か「R2ハンガー」です。
少し高いですが、頻繁に買い替えるものではありませんし、折りたたみ式の便利さを体験したらもう戻れないですね。